ファンケルの発芽玄米は妊婦さんには危険?安全性や賞味期限まとめ!
玄米といえば、健康的なイメージがありますよね?
でも実は、インターネットなどで調べてみると、「玄米を食べたほうが良い」という意見と、「玄米は実は危険である」という意見が様々飛び交っているんです。
特に通常の体の状態より栄養を必要とする、妊婦さんにとって、玄米は安全なのかどうか?の議論については、本当に意見が割れています。
そこで今回は、玄米の中でもファンケルの発芽玄米にしぼって、妊婦さんへの安全性や賞味期限などについて、ご紹介していきます。
ファンケルの発芽玄米は妊婦さんには危険?
【まずは玄米についてのおさらい】
玄米とは米を包んでいる籾殻だけを除いたものをいいます。
精米して白米にすると、玄米に比べて9割もの栄養を失うことになります。
それだけ玄米に残っている胚芽(芽になる部分)や糠層には、栄養が含まれているのです。
ビタミンB1,B2,E・鉄・カルシウム・ポリフェノールなどの豊富なミネラルや食物繊維が含まれ、その効能や腎臓の機能向上、、高血圧予防、抗酸化作用、コレステロール低下効果、自律神経を整える、生活習慣病予防や改善、免疫力の向上、皮膚再生力の向上、美白効果などなど…枚挙にいとまがありません。
さらに、玄米は低GI食品といって、食後の血糖値の上昇がゆるやかである食品なので、肥満防止にも役立ちます。
肥満防止という点から言えば、歯ごたえがあるため噛む回数も増え、満腹中枢を刺激して、少量で満腹感を得られます。
通常よりも栄養を必要とする妊婦さんの場合、こんなに栄養価が高い玄米は、ぜひともおすすめしたい食品の一つかと思います。
しかし巷には、「妊婦さんには、注意が必要」という意見があるのも事実なのです。
これには次のような理由が考えられます。
【フィチン酸のキレート作用】
玄米の糠の部分にフィチン酸という物質が含まれています。
このフィチン酸は、体内で他のミネラルや重金属などの有害物質と結合し、フィチン酸塩(フィチンとも言う)に変化し、それらの物質ごと体外に排出するという性質があります。
重金属などの有害物質を体外に排出してくれるのは良いのですが、妊婦さんと胎児に必要な栄養素までも排出されてしまうとすると、注意が必要だということです。
【発芽抑制因子(アブシジン酸)によるミトコンドリア毒の影響】
玄米に限らず、種子を食べる場合、発芽毒とも言われるのですが、発芽させることなくそのまま食してしまうと、エネルギー代謝に関わる重要細胞小器官であるミトコンドリアが悪影響を受け、低体温になり、体内酵素の働きが鈍くなったり、そのことが不妊やガン、免疫低下をもたらすことがわかっています。
【玄米の食物繊維の種類】
玄米の特徴の一つである食物繊維は、水分に溶けてゲル状になって便を出やすくする水溶性食物繊維と違い、水分を吸って膨らみ、便のカサを増して、腸のぜん動運動を活発にする不溶性食物繊維です。
ホルモンバランスの変化により、便秘がちになる妊婦さんにとって、水分が少ない状態であれば、消化不良や苦しい便秘をもたらす可能性があるということ。
しかし、フィチン酸による必要な栄養素の排出の問題やアブシジン酸によるミトコンドリア毒の問題も、不溶性食物繊維の問題も、食べる前の下準備として、玄米の倍以上のたっぷりのぬるま湯(40℃くらい)に4〜6時間玄米を浸しておいて、炊く前にもう一度水を替えるという手間を加えるだけで、解決できます。
つまり、玄米をぬるま湯に長時間浸しておくことで、発芽のスイッチが押され、アブシジン酸は無毒化され、フィチン酸とミネラルの結合が酵素の働きにより無くなり、酵素が活性化されデンプンやタンパク質が分解され、消化しやすくなるというわけなんです。
【発芽させた玄米を再び乾燥させると、毒性が増す】
ファンケルの発芽玄米は、上記のような問題から考えると、毒性が増していて危険じゃないの?と思われるかもしれませんが、本来精製されていない玄米には、ごみや虫なども混入しやすいものです。
ところが、ファンケルの発芽玄米は、一度きちんと洗浄しているわけですから、清潔です。
そうして、食べる前の下準備として、通常の玄米の倍程度時間をかけて水に浸しておくことだけで無毒化出来るので、安心して食べることが出来るといえます。
食べる前の一手間で、無毒化できるのなら、やはり妊婦さんにもぜひファンケルの発芽玄米で、栄養をとってほしいですね!
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ファンケルの発芽玄米の安全性は?農薬は大丈夫?
ファンケルの発芽玄米の産地は、基本的には全て北海道となっていて、きちんと管理もなされているためロットナンバーで、産地の特定も可能なほどです。
また玄米というと精製されていない分、糠の部分などに、農薬やアクなどが残っていることを心配される方もあるかと思いますが、ファンケルの発芽玄米では、農水省の残留農薬基準値をはるかに下回っていて、日本の基準値は世界と比べても、極めて厳格なので、発芽玄米を取ることで得られる栄養を考えれば、農薬についてさほど気にする必要はないかと思います。
ファンケルの発芽玄米の賞味期限はどれくらい?
『ファンケルの発芽米をお試ししてみた!炊き方が簡単で産地も安心?』
通常のお米であれば、農産物になるため、製造年月日はあっても賞味期限の表示はなく、古米とか古古米なんていうものもあります。
しかしファンケルの発芽玄米は、いったん発芽させるという過程を通過しているため、加工食品扱いとなり、製造日から9ヶ月程度という賞味期限が設けられています。
購入後は、パッケージをご確認の上、期限内にできるだけ美味しくいただきたいですね。
本日のまとめ
玄米は、発芽させることで、毒素が無毒化するだけでなく、酵素の働きが増し、デンプンやタンパク質の吸収が良くなったり、食物繊維の含有量がただの玄米より10〜15%増えたりします。
また、γーアミノ酪酸(ギャバ)が大幅に増えるので、血圧の正常化、神経の安定化、中性脂肪の抑制、利尿作用などの効果も期待出来るのです。
もちろん食べるということは、体に取り入れるということですので、その効果の現れには個人差があるのですが、食べる前に、きちんとした下準備が出来れば、妊婦さんであっても、特別構える必要など無く、むしろ積極的に取り入れていきたいというのが、私の見解です。
どんな食品でも、ただ体にいいからといってブームにのって食べるというのではなく、きちんとした食べ方や危険についてなどの知識をもって、自分に合うものを取り入れるようにしたいものですね!
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