酵素ダイエットでリバウンドしないコツは?おすすめの酵素ドリンクまとめ!
酵素ダイエットというと、一般的には2通りのやり方があります。
1つはファスティングダイエット、すなわち断食です。
そしてもう1つは1日3回の食事の内の何回かを酵素ドリンクで代用する置き換えダイエットです。
どちらも一時的には体重が落ちるのですが、リバウンドの経験をされた人も多いのではないでしょうか?
実は酵素ダイエット後のリバウンドには、きちんと理由があるのです。
そこで今回は、酵素ダイエットでリバウンドする理由やリバウンドしないコツ、そしておすすめの酵素ドリンクについてご紹介していきます。
酵素ダイエットでリバウンドする理由とは?
酵素ダイエットを行い、折角ダイエットに成功したのに、あっという間にリバウンドしてしまう理由とは、いったいどういうものなのでしょう?
特に、心を決めて急にハードなダイエットを始め、目標体重まで落ちたからといって、急に元の生活に戻してしまうというのが、最もリバウンドしやすいと言われています。
1.ホメオスタシスの働き
実は私達の体には、様々な刺激に対して常に一定の状態を保とうとする働きが備わっています。
これをホメオスタシス(生体恒常性)と言うのですが、このホメオスタシスの働きがあるからこそ、私達は心身共に様々な変化に対応し、生きていけていると言えます。
しかしこのホメオスタシスの働きは、ダイエッターにとっては少々面倒臭い機能でもあります。
酵素ダイエットで摂取カロリーが減った時、体は飢餓状態に陥らないようにするため、ホメオスタシスの働きにより摂取エネルギーの吸収率を上げ、逆に消費エネルギーを下げるという状態が出来上がります。
まさに通常であれば太りやすい体です。
そのため最初は順調に体重が減っても、しばらくすると停滞期といって、全く体重が変化しない、もしくは増えてしまう時期が訪れるのです。
大抵の人は、この停滞期で挫折してしまいたくなることでしょう。
しかしこの停滞期は太りやすい状態に体が変化していますので、ここで挫折することは、完全にリバウンドへの道を突き進むことになるのです。
2.レプチンとグレリンの関係
私達の食欲には、レプチンとグレリンという2つのホルモンのバランスが大きく関係しています。
レプチンとは脂肪細胞から主に食後に分泌され、脳の視床下部にある満腹中枢を刺激して「お腹いっぱい」を知らせるホルモンです。
そしてグレリンは胃からエネルギーが不足した時に分泌され、脳の視床下部にある食欲中枢を刺激して「お腹すいた」を知らせるホルモンです。
レプチンは脂肪が多いほど分泌される傾向にあるのですが、だからといって太っている方が食欲を抑えられるのかというと、そうではありません。
実は体脂肪が多くなりすぎると、「お腹いっぱい」の知らせを受け取るはずの受容体の感度が悪くなってしまうのです。
食欲をコントロールするには、レプチンの分泌を増やし、グレリンの分泌量を減らすことが一番なのですが、ある程度ダイエットに成功して体脂肪が落ちても、受容体の感度が正常になるには、少々のズレが生じるのです。
そのためダイエットに成功した後で、食欲のコントロールが出来ず、つい食べすぎてしまうという現象が起こり、リバウンドにつながってしまうのです。
3.基礎代謝の減少
酵素ダイエットの際に、カロリーが大幅に減ってしまうと、足りないエネルギーを体は筋肉から分解して得ようとします。そのため筋肉量が減ってしまいます。
筋肉量が減ってしまうと、基礎代謝が減少し、結果的にダイエット後の摂取カロリーと基礎代謝のバランスが崩れ、元の量を食べてしまうと、摂取カロリーが多くなりすぎ、リバウンドにつながってしまいます。
酵素ダイエットでリバウンドしないコツ!
先の1~3のリバウンドが起こる原因を知ったうえで、酵素ダイエットでリバウンドをしないためには、どのような方法があるのでしょうか?
1.ホメオスタシスの働きを刺激しない
ダイエットは緩やかに行うか、定期的に実施する方法をとります。
前者はダイエットの目標体重を月ごとに換算した時、大幅な減量ではなく、ひと月に体重の5%以内の減量に抑えることです。
例えば60kgの人なら3kg以内といった具合です。体脂肪が少なければ少ないほど、減量の目安は少なくしましょう。
後者は短期のファスティングを1週間に1度行う、2~3日のファスティングをひと月に1回行うというように、体に習慣化させてしまいます。
それでももしダイエットが停滞期に入ったなと感じた時には、バランスの良い食事内容で、基礎代謝を上回らない程度に、少しだけ食事の量を増やしてみましょう。
2週間程度様子を見て再開すると、また体重は落ちていきます。要はバランスよく栄養を摂取することで、脳に飢餓状態ではないことを確認させるのです。
2.レプチンとグレリンの分泌量をコントロール
まずは睡眠を5時間以上、しっかりととるようにしましょう。
これは睡眠が少ない人ほどグレリンの分泌量が多く、レプチンの分泌量が少ないという研究結果があるからです。
ダイエットを継続し体脂肪を適度に減らしたうえで、レプチンの受容体の感度が正常に戻れば、食欲をコントロールし、リバウンドを回避できるでしょう。
3.自分の基礎代謝を把握し、必要量の栄養は摂る
基礎代謝を計測できる体重計等で、自分の基礎代謝を把握し、ダイエット中もきちんと必要量の栄養は摂るようにします。
そして適度な運動を取り入れ、筋肉量を極端に減らさないように注意します。
酵素ダイエットにおすすめの酵素ドリンクまとめ!
酵素ダイエットが有効なのは、ダイエット中であっても必要なビタミン・ミネラルなどの栄養をきちんと補えるところにあります。
もちろん酵素ドリンクだけでは、栄養は完璧とは言えませんが、摂取カロリーを減らしたいダイエット中に酵素ドリンクが強い味方になるのは言うまでもありません。
酵素ドリンクを選ぶとき、出来るだけ無添加のもので、成分にも注目して選択しましょう。
飲みやすさにばかり注目していると、砂糖が入っていてカロリーが高くなっていたり、人工甘味料が添加されているものもあります。
またほとんど水なんていうひどいものだってあるので、原材料の多さやある程度の価格にも注目しましょう。
比較的口コミで良く売れているものを紹介します。
・優光泉
本日のまとめ
酵素ダイエットに限らず、ダイエットを行う上できちんと体の働きを理解しておくことは、とても大切なことです。
・ダイエットには停滞期があること、そしてそれを乗り越える仕組みがあること。
・ダイエット中でも、その後の食欲をコントロールし、リバウンドを防ぐためには、取らなければいけない栄養や睡眠との関係など理解しておかないといけないこと。
・基礎代謝を減らさないためにも、筋肉量の減少は防がなければいけないこと。
ダイエットの基本は無理な目標設定はせず、停滞期には体重だけにこだわらず、体脂肪や体のラインに目を向けてみるなど、視点をかえ継続していくポジティブさも大切です。
あなたの挫折の無いダイエット成功と、その後のリバウンドがない本当の意味でのダイエット大成功をお祈りしています。