もち麦と押し麦に違いはあるの?成分や効果の比較まとめ!
日本人となじみが深いお米!
『ファンケルの発芽米の炊き方は?栄養成分やおすすめの理由も紹介!』
そんなお米と対をなして有名なのが麦ではないでしょうか?
名前は知っているけれど実際にどういった種類があるのか
意外と知られていないですよね。
今回はそんな麦の中でももち麦と押し麦の違いについて
成分や効果を比較してみました。
もち麦と押し麦 それぞれの特徴は?
もち麦は、もち米のようにもちもちっとした感じの炊きあがりになる麦!
また、プチプチとした食感も魅力ですね。
麦らしく香ばしい匂いが、食欲をそそります!
画像引用元: http://ameblo.jp/makitchen/entry-10335311352.html
押し麦は、麦の性質である水の吸いにくさを対策するために、平べったく押し広げたもの!
プチプチした食感は残されており、独特の味わいです。
白米に混ぜて一緒に炊かれることが多いです!
こうして見ると、もち麦と押し麦はどちらもプチプチ食感を楽しめるようですね。
もち麦と押し麦 それぞれの作り方は?
もち麦は、稲刈りが終わった秋の田に種まきするところから始まり~!
種まきから2~3ヶ月ほどになる冬の時期、もち麦を強く成長させるために、何と!上から根元付近を押さえつけます。
6月頃、もち麦の穂が熟れたら刈り取りのシーズン!
押し麦は、大麦から作られます!大麦の栽培は世界各国で行われており、春まきが中心ですよね?
でも、日本では稲作の裏作として、稲の刈り入れ後~翌年の田植えの期間を利用できる秋まきが中心!春になれば、5月終わり頃から刈り取り~!
画像引用元: http://tentatu.com/staff/?page_id=83
押し麦の場合は刈り取った後が本番!
一番外の皮をむいてから、蒸気で加熱処理をします。加熱して柔らかくなってから、ローラーで平たく伸ばしていくのです!
こうして見ると、押し麦は刈り取ってからの行程に少し手間が必要なのですね。
もち麦と押し麦 それぞれに含まれる成分は?
もち麦の成分は、『もち麦は栄養満点でダイエットにも?気になるカロリーも紹介!』で詳しく語ってますよ~!
ちなみに、食物繊維の中でもβ-グルカンが多く含まれているので、コレステロール値を下げる等の効果が期待できるのです。
また、鉄やマグネシウムを含んでいたり、ビタミン類やミネラルも含まれているので、栄養価が素晴らしい!
押し麦の成分で特筆すべきは、食物繊維もですが、何と言っても、カリウム!
このカリウムが白米の約2倍含まれているのですから凄い!
この栄養素は、ナトリウムを体内からうまく排出してくれる効果が期待できます。
また、カルシウムも白米の3倍あり、ビタミン類も含まれているので、栄養価が高いのです。
画像引用元: http://ourage.jp/column/healthy_gohan/9583/
こうして見ると、それぞれの成分に共通項とそうでないものがあるというのが面白いですね。
健康的な毎日を考えるのならば、もち麦と押し麦を上手に活用したい!
もち麦と押し麦 それぞれの値段は?
さて、いろいろ調べて比較してみたのですが、問題は値段!
体に良い成分がたっぷり含まれているとわかったもち麦と押し麦…はたしてどれくらいの価格なのか?
ちょっと調べてみました。
楽天市場の場合は、もち麦1kg入りが、500円前後からありますね。
ただし、ぱっと見たかぎりでは、1000~1500円のものが主流のようです。
もちろん、中には、3000円前後もする高値で販売されてるものもありますよ~!
もう1つ、押し麦も楽天市場で検索してみました。
押し麦1kg入りが300円台からあり、500~600円くらいのものが多いです。
その中で、比較的高値なのは1000円くらいのものでしょうか。
押し麦は、1kg入りが10袋等のまとめたセット売りが目に付きますね~!
本日のおさらい
もち麦と押し麦は、同じ麦の仲間ということもあるのか、プチプチとした美味しい食感は共通!
もちろん、作り方も、冬に種まきをして春になったら5月終わり~6月にかけて刈り取りというサイクルで似ています。
ただし、栄養成分については、もち麦には食物繊維のβ-グルカンに加えて鉄やマグネシウム等が含まれており、押し麦にはカリウムを始めとするカルシウムやビタミン類が含まれているので、違いがあるのです。
また、もち麦と押し麦の販売状況ですが、aどちらとも1kg入りのものが販売されています。
価格は、楽天市場を参考にすると、もち麦は500円前後、押し麦は300円台と、若干違いがあるみたい!
『ファンケルの発芽米の炊き方は?栄養成分やおすすめの理由も紹介!』
でも、どちらも栄養価が高いので、上手に食生活に取り入れていきたいですね!
さらにもち麦をおいしく調理されたい方は、
こちらの記事もぜひ参考にして頂ければと思います。