ココナッツミルクは危険な副作用がある?保存方法まとめ!
ココナッツミルクは、
中鎖脂肪酸が体脂肪を燃やすサポートをしてくれたり、
ダイエットのサポート効果があったり、便秘解消の手助け、生活習慣病の対策、免疫力を高める手助け、美肌効果、甲状腺機能の低下対策、活性酸素の除去サポート、認知症対策、
などなど…体に良くて、最近一気に注目を浴びています。
そんなに良いものなら、是非私も!と思うのが世の常ですよね。
でもちょっと待って!
長所と短所は紙一重とも言います。危険な副作用などは大丈夫なんでしょうか?
今回はココナッツミルクに危険な副作用がないかや保存方法を紹介しようと思います。
ココナッツミルクは危険なの?
画像引用元:http://taspy.jp/28409
まずココナッツミルクが危険かお話する前に、
例えば、お薬を例に取ると、用法・容量を正しく守らないと、副作用があり、危険を伴う場合がありますよね。
それと同じようにココナッツミルクのように、これだけ体に良い効果を得られるものなら、副作用もあるんじゃないか?と疑いたくもなります。
実際の所、ココナッツミルクも1日の理想摂取量と言うものはあり、1日300ml前後といわれています。
現産地の人達のように、ココナッツミルクに馴染みのある人達なら、もっと多く摂取していて、統計的に見ても、健康な人が多いと言われています。
ただしどのような食品でも、アレルギー反応など、人それぞれなので、初めて食べる時には、少量づつ様子を見て欲しいと思います。
口からの摂取だけでなく、皮膚に塗布する場合でも同じことなので初めて使用する方は特に気をつけて下さいね。
ココナッツミルクはとくに副作用などは、気をつけなくていい?
基本的には、ココナッツミルクはお薬とは違いますので、副作用の心配を過度に心配する必要はないようですが、
先にお伝えした様に、初めての食品は、自分の体に合うかどうか、初めは少量から試してみることが大切です。
ココナッツミルクも、人によっては、稀にアレルギーや好転反応(新しいものに対して最初に起こる、一時的な反応。)などが起こる場合があるのは事実です。
好転反応であれば1〜2週間程度で自然と治まりますが、症状がひどい場合は、摂取をやめて、病院で受診することをおすすめします。
・アレルギー⇒湿疹、下痢、皮膚炎、アナフィラキシーなど
※経皮感作といって、ココナッツミルクを皮膚に塗布していて、皮膚から成分を吸収していくうちに、いざココナッツミルクを口から摂取した時、敏感に反応し、アレルギー反応が出るという場合もある。
・毛穴が詰まる⇒ココナッツミルクを塗った場合、毛穴に詰まり、ニキビや肌荒れの原因になる場合がある。
・ケトン体が増える⇒口臭や体臭がきつくなる。(適度な運動で改善が期待できるそうです。)
・代謝性アシドーシス⇒ケトン体が増えることによって、体液が一時的に酸性化し、吐き気や嘔吐、疲労感などが起こる。(風邪やインフルエンザ、強いストレス下でも同様の症状が出ることがある。)
・優れた抗菌作用ゆえに、体内のカンジダ菌(イースト菌)が死滅する時に起きる副反応。
⇒食欲不振、めまい、頭痛、吐き気、のどの痛みなど。
・糖尿病の方が急激に大量摂取したら⇒意識障害や場合によっては命の危険もある。
最後の糖尿病の方が摂取する際には、命の危険もあることがあるようなので、大量摂取は絶対に避けて、お医者様に相談するのが良さそうですね。
ココナッツミルクの保存法で気をつけることは?
ココナッツミルクは、缶詰のものがよく出回っています。
ココナッツミルクの欠点は、ココナッツオイルと違い、日持ちがしないことです。
『ココナッツオイルとココナッツミルクの詳しい違いを比較検証!』
缶を開封したら、出来るだけ使い切りたいところ。
でも、残っちゃうことも多いですよね。
そんなときは以下の3つのことを意識してみましょう!
・密封容器に移し替える。
缶詰のブリキ缶は、スチールにスズをメッキしたものが使われています。
これは、缶詰を長期保存する際、内容物に微量に含まれる空気により、スズが微量に溶け出し、そのことにより内容物の品質を保持する為です。
ちなみにこの微量のスズは、体内に蓄積されることなく排泄されるので、問題ありません。
開封されると、外気によりスズがどんどん溶解し、缶自体の腐食が始まるので、缶のまま保存することは、避けたいのです。
・冷蔵庫で3日以内に使い切る。
冷蔵庫で保管することで少しではありますが、保管が可能になるので一時的な保存として考えて頂ければと思います。
・冷凍庫で1週間以内に使い切る。(蓋付き製氷皿やジッパー付きの袋が便利!)
冷凍庫で保管することを考えると1週間は持つようなので、余ってしまったココナッツミルクを冷凍しておいて、
その間に使用用途を考えることできちんと使い切ることが可能になりますね。
本日のまとめ
たくさん注意書きをしてしまいましたが、ココナッツミルクは、必要以上に怖がる必要のあるような食品ではありません。
私は正直、素晴らしい食品だと思っています。
ただどんな食品でも、人によって、また体の状態によって、思わぬ反応が出ることがあるので、いきなり大量に口にするのは控えて、徐々に体の声を聴きながら増やしていき、食べ過ぎ飲み過ぎはしないで、理想摂取量を守ることが大切だと思うので、その点はしっかり意識してくださいね。
ココナッツミルクについては、
上記の記事も参考にしてみて下さいね。