アボカドの栽培方法のまとめ!カビを抑える種の植え方とは?

『森のバター』と呼ばれるアボカド。

 

バターと言えば脂分ですが、アボカドに含まれる脂質はオレイン酸という『不飽和脂肪酸』の種類の成分がメインで、悪さをする種類の脂ではありません。

 

その為、悪玉コレステロールを抑え、動脈硬化が期待できる食べものです。

 

 

脂質が多い食品は糖質かも多いものも多いですが、アボカドは糖質が含まれない為、糖質による体重増加を防ぐことができます。

 

 

また、不安な気持ちを取り除く脳内物質のセロトニンの元となる、『トリプトファン』と言うアミノ酸も多く含んでいます。

 

『トリプトファン』は体内で作り出す事が出来ない必須アミノ酸の一種です。その為、アボカドは良質な脂質とイライラ防止にもよい食べ物です。

 

 

また、老化対策のビタミE・AビタミンC、カリウム、マグネシウムなど14種類の栄養成分、食物繊維を多く含む非常に優秀なアボカド。

 

 

ただし、アボカド自体が脂質の為、1個のカロリーがごはん一杯分程ある為、糖質を含まなくても脂質の摂りすぎにならないよう、1日1個など、食べる量には注意が必要ではあります。

 

 

そんな嬉しい成分がたくさん含まれるアボカドを、家庭菜園の感覚で手軽におうちで収穫出来たら嬉しいですよね。

 

 

今回は、森のバターが身近に栽培できるのか探ってみたいと思います。

 

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そもそもアボカドって栽培できたの?

 

主なアボカドの産地は、メキシコ、インドネシアなどです。

 

 

アボカド

画像引用元:http://ure.pia.co.jp/articles/-/14477

 

気温、乾燥にさえ気を配れば、なんと、日本でも栽培は可能な植物です!

 

 

育てる方法などについてお話していきたいと思います。

 

 

アボカドを育てる時、カビに悩まされる事があるみたいだけど、どうやって育てたらいい?

 

 

園芸屋さんに行かなくても、アボカドはスーパーや八百屋さんなどで買って来て食べ残った種から、発芽させて育てることができるのです。

 

 

まず、実自体の脂が発芽の妨げになってしまうので、まず種をよく洗います。

 

 

根や芽を出す方法で一番イメージしやすい方法のひとつは、小学校でやったヒヤシンスの栽培方と同じ水栽培です。

 

 

まず、アボカドら種が水に浸る面積が多すぎても少なすぎても発芽しない事もあるので、水を浸すコップなどの容器に合わせ、

 

種に爪楊枝を斜めに刺して種の半分から1/3程水が浸るようにして、暖かい場所に置いておきます。

 

気温は15度以上が好ましいです。

 

 

しかし、乾燥を避ける為に直射日光は避けます。

 

 

日当たりの良い場所で水と種の水位を保ちながら水が腐らないように水替えしながら育てると、日本でも夏場で1週間、冬場で7週間程で根が出てきて、さらに発芽します。

 

 

発芽した後は成長が早く、条件が良ければ1年間で0.5~1m程の高さまで育ちます。

 

 

最初に種を水に浸して根や芽を出したのに、種にいつの間にかカビが生えてしまい、せっかく発芽したのに成長がストップして駄目になってしまう事がよくあるアボカドの栽培失敗例です。

 

 

先に少し触れましたが、水を定期的に変えないと、カビやバクテリアが繁殖してしまいます。

 

 

日当たり、水が腐らないように水替えをして発芽後の芽の成長を促すのが最初のポイントです。

 

容器の内側がぬるぬるになる前に水替えをするのが目安なので、よく観察して水替えを忘れないようにしましょう。

 

 

水から栽培したものも、いずれは鉢植え等土で栽培した方が長生きします。

 

 

また、種を最初から土に植える場合は、やはり尖った方を上にして、乾燥させないようしっかり水をやっていると、気温が20度前後になると芽が出ます。

 

土は、水はけのよい用土が適してします。

 

 

日本での種まきに適した時期は4~6月です。

 

アボカドの木が販売されているの?大きさが知りたい!

 

アボカドの育て方のコツはある?

 

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種は乾燥に弱いので、買って食べたアボカドの種を植えるなら、食べた日に植えるのがいいでしょう。

 

また、冷蔵庫に入れてしまって実からでも寒さに当ててしまったものは発芽しなくなります。

 

 

植える時期は、初夏や夏に植えると、充分に成長する前に冬を迎え、せっかく育った芽が枯れてしまう事が多いので、4月頃に種を植えるのが一番ベストな時期です。

 

 

寒さに弱いので、冬場の温度管理も大切になってきます。

 

 

半年程して葉も付き、根がたくさん出てきたら、保水性の高い腐葉土や、ミズゴケなどの用土に植え替えましょう。

 

 

アボカドの木は高温多湿を好みますが、土に水分が多すぎても木を弱らせてしまう為、水のあげすぎにも注意が必要です。

 

 

また、アボカドの花は花によって雄花と雌花があり、ミツバチなどが花粉を運んで受粉させるタイプのもので、1つの花のなかでもめしべとおしべが成熟するタイミングにズレがある為、簡単には受粉してくれないのです。

 

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アボカドを元気に育てて、実がなるようにするにはどうしたらいいだろう?

 

 

植木鉢で栽培すると土の栄養成分、水はけなど気を配らなければならない反面、直植えの場合でも芽や葉が出たばかりの高さの0.5~1mの時期に夏を迎えると、ダンゴムシやナメクジがアボカドの新芽を食べ尽くし、枯れてしまう事がよくあります。

 

 

また、15度以上の暖かい環境が好ましい為、短期間でも15度以下、氷点下では枯れて死んでしまう為、地域によっては外で栽培するのは向いていない場合があります。

 

 

鉢植えの場合は土、直植えの場合は害虫に気をつけましょう。

 

 

また、スーパーなどで買って来たアボカドを発芽させてみようとしてもなかなか発芽しない事があります。

 

コツについての項目でも触れましたが、アボカドの種は一度冷蔵庫に入れられてしまうと発芽しないのです。

 

 

何回やっても根や芽が出ない場合、購入する店舗ですでに冷蔵庫に入れられてしまっている場合もあるので、発芽までになかなか至らない場合はアボカドの実自体を購入する店舗を変えてみるのも良いでしょう。

 

 

どの項目でも挙げていますが、アボカドの木は、乾燥、寒さが大敵です。

 

 

根腐れを起こさない程度の水やり、冬場に寒さが心配であれば、日の当たる所に置いてビニールをかぶせてあげるのも寒さ対策のひとつです。

 

 

また、成長に連れて根がのびて鉢からはみ出る事があります。

 

根詰まりは根腐れの原因になるので、サイズの大きな鉢に植え替えをしてあげる必要があります。

 

 

年に1回の植え替えが目安ですが、根が弱い為、土を崩さない様に大きな鉢に移し替え、土を足すのがポイントです。

 

 

葉が出て、花が咲いても、めしべとおしべの成熟するタイミングが同じ木でも異なり、受粉がうまくいかない事があるので、栽培する数は1つよりは複数ある方が受粉しやすく、より実をつけやすいと言えます。

 

 

種から育てるアボカドのまとめ

 

異国の果実のイメージが高いアボカドですが、少し気を配って育てれば日本でも栽培は可能のようです。

 

 

身体にいい成分たっぷりのアボカドを自分のおうちでも育てる事ができますし、室内にあると観葉植物感覚で一石二鳥!!

 

手間暇かけて育って、実がなった時は喜びもひとしおです。

 

 

アボカドが好きな方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

アボカドの木が販売されているの?大きさが知りたい!

 

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

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