ゴジベリーの食べ方は?おすすめで簡単にできるものを紹介!
ビタミン、ミネラル、アミノ酸、そして強力な抗酸化物質であるカロテノイド、etc。
ゴジベリーの小さな実の中には、美容と健康の力強い味方となる成分がたくさん詰まっています。
でも、せっかくゴジベリーを食べるなら、そのすぐれた力をもらさずいただきたいですよね。
ここでは、ゴジベリーの恵みが何倍にもなる、とっておきの食べ方をご紹介します。
ゴジベリーの、一番簡単で、もっとも効果的な食べ方
スーパーフルーツであるゴジベリーの恩恵を受けるために、もっとも大切なことはたった一つだけ。
皮も一緒に、まるごと食べる。
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これだけです。
果物は、収穫されるまでに大量の紫外線を浴びます。
人間だけでなく、植物にとっても過度な紫外線は有害です。
私たち人間は、紫外線から身を守るため、日焼け止めを塗ったり日傘をさしたりします。
果物はというと、大切な果肉と種を紫外線から守るため、皮の部分に抗酸化物質を蓄えるのです。
毎日毎日、果物は、皮に日焼け止めをぬりぬりしながら大きく育つわけです。
だから、ゴジベリーにかぎらず、果物の栄養を逃さずいただくには、
皮も一緒に、まるごと食べる。
これがもっとも大事なことなんですね。
ですが、考えてみてください。
たとえば、スイカ、メロン、栗。
それぞれ味も栄養もすばらしい果物ですが、みなさんは、皮まで食べていますか?
スイカの皮などは漬物にしちゃう人もいますが・・・普通は食べませんよね。
その点ゴジベリーは、皮ごと食べるなんて実に簡単です。
通常売られている乾燥ゴジベリーなら、指でつまんで、スプーンですくって、お口にポイッと放り込めばOK。
こんなに簡単に、皮ごと食べられる果物は中々ありませんので、ぜひ試してみてくださいね。
ゴジベリーの食べ方にもう一工夫!
皮ごと食べるといっても、乾燥ゴジベリーをひたすら食べ続けるのでは、ちょっと飽きてしまいますよね。
ゴジベリーは、苦味やえぐ味はほとんどなく、さっぱりとした酸味とほのかな甘さを持っているので、食べ方にも応用がききます。
おなじみなのは、杏仁豆腐やヨーグルトのトッピングですね。
ただこれだと、ほんの数粒のっているだけなので、あまりたくさん食べることはできません。
そこで海外のセレブのあいだで人気なのは、自家製のジュースやスムージーをつくるときに一緒に混ぜる方法です。
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これなら量を増やしても、味や食感を気にすることなくいただけます。
また、ゴジベリーは薬膳料理の具材として重宝されてきた長い歴史があります。
お粥に混ぜたり、炒め物に使ったり。いずれもゴジベリーの栄養をもらさず食べるのにとてもよい方法でしょう。
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ゴジベリーに豊富に含まれているカロテノイドは、脂肪に大変溶けやすい性質があります。
炒め物にゴジベリーを入れるのは、その意味でとても合理的だといえます。
またジュースやスムージーにするとき、ほんの少しオリーブオイルなどを混ぜると、カロテノイドの吸収率が上がりますので、試してみてはいかがでしょうか。
さらに、乾燥ゴジベリーは、水分に触れると短時間でやわらかくなるので、お茶やお酒に入れたりしてもよいですね。
ゴジベリーを食べるときに注意しておきたい2つのこと!
まずゴジベリーの産地なんですが、圧倒的に中国が多いです。
これは日本国内で流通するゴジベリーも例外ではありません。
中国から輸入した農産物というと、どうしても「農薬は大丈夫なのか?」と心配する人もいるみたいですね。
でも、ご安心を。
中国国内で流通する商品とは違って、日本国内で入手できる乾燥ゴジベリーは、残留農薬の厳しい規制をクリアしています。
東京都の福祉保険局が毎年公表している「輸入乾燥果実の残留農薬検査」でも、平成15年以降、乾燥果実(ゴジベリー含む)で基準値を超える農薬は検出されていません。
もう1つ、ゴジベリーで気になることがあります。
それは、「食べ過ぎると、太るのでは?」ということ。
ゴジベリーもれっきとした果物ですので、たくさんの果糖やブドウ糖が含まれています。
一般に、砂糖やブドウ糖は血糖値をすばやく上げてしまうので、取りすぎると健康に悪いし、太りやすくなるなどといわれます。
それに対して、果物に多く含まれる果糖は、あまり血糖値を上げません。
ところが、果糖は、ブドウ糖や砂糖よりもずっと速く中性脂肪に変化してしまうことがわかっています。
果糖は血糖値をあまり上げない成分なので、糖尿病の方にとってはとても貴重な甘味となります。ですが、食べ過ぎると中性脂肪が増えすぎて、肥満につながりますので注意が必要です。
肥満にならずに果物の恩恵を受けるには、1食あたり80kcal程度に抑えることが肝心です。
ゴジベリー100グラムあたりのカロリーは約360Kcal。1食20グラムくらいにすれば問題はなさそうですね。
大さじ山盛り一杯が目安量です。
本日のおさらい
ほとんど薬そのものと言ってよいほどの栄養と効能がありながら、スナック感覚で簡単に食べられるゴジベリーって、本当にすごい食材ですね。
ゴジベリーのパワーを正しくいただくために、「皮も一緒に食べる」「水分や油分を加えて食べる」「1食は大さじ山盛り一杯に抑える」、この3つを意識しましょう。
※ゴジベリーの成分や効能のすばらしさについては
で詳しく書いていますので、そちらもぜひご覧ください。